供養とは神仏、亡き人などの目に見えない相手に対して感謝の気持ちを表し、感謝の気持ちを手向けることであり、感謝の気持ちは誰かに押し付けられるようなものではなくて、自分の心の中から自然に出て来るものです。
法事などの先祖供養にしても寺院の方から案内のハガキが来たからと法事を申し込むのではなくて、本来はいつも守って頂いてありがとうと、自分の心の中にある感謝の気持ちから出てくるものなのです。
散骨供養にしても然り、本来はお墓に納骨してゆっくり眠って頂くのが世の中の流れであり、皆が選ぶ選択肢なのですが、お墓に入れなくて御免なさいね、でも読経付の散骨供養にしてもらいましたから、私も後から行きますから、という気持ちでお見送りすれば亡き人も納得して頂けます。
行く所は皆同じ、皆平等という思いがあれば誰もが納得するのです。