位牌は形からして古臭いと言いますか、陰気な感じがすると言われても仕方なく、最近ではクリスタルで出来た明るい感じの位牌などが流行りの様ですが、位牌はガラスではダメなことをご存知でしょうか。
神仏や先祖が天から降りて来る所の事を依り代といいますが、昔から木や石、山などの自然の中に降りて来るのであって、木の場合にはご神木、石の場合には磐座、山の場合には山がご神体として崇められているのです。
位牌はご先祖の霊が天から降りて来るための依り代であって、木で出来ているのは、自然の生成物の一部だからなのです。
形にしても台座の上に戒名板が乗っていて、亡き人の戒名や没年月日、俗名、享年などを彫り込むようになっていて、宗教用具としての機能を果たしているのです。
やすらか庵では戒名付き位牌を3万円でお作りして開眼供養してお渡ししています。
また古い位牌のお焚き上げ供養も実施していますのでどうぞご利用くださいませ。