やすらか庵のお焚き上げ供養の御本尊様は不動明王です。不動明王は後ろに火炎を背負っていることから、火で煩悩を焼き尽くすという大切な役割を果たされています。
私達の心の中には自分勝手な利益や自己満足が誰にでもあり、そういった煩悩によって人を傷つけたり、不幸にしてしまったりしているのです。
仏の世界では自分の幸せよりも他の幸せを願う事が大切であり、他の幸せを願う心が真の幸せであることから、自分中心の思いを焼き尽くすことを説かれています。
不動明王はとても厳しいお方ではありますが、困った時には力に成って下さるのです。