多くの位牌が「過去帳位牌」一つになります

過去帳位牌

過去帳位牌とは少し厚みのある位牌の中に過去帳が納められている位牌のことで、先祖の戒名や俗名、没年月日、享年などを書いた過去帳は位牌の蓋を外せば簡単に取り出すことが出来るようになっています。

仏壇の中にたくさんの古い位牌があって、どれも壊れかかっていたりすれば、お掃除をする時に取り出そうと思っても外れて落ちてしまったり、壊れたりして恐れ多くて何も出来ないという家は結構あるものです。

旧家と言われる家や、先祖の代から何代も続いて農業をしている、商売をしているような家には必ずたくさんの古い位牌があって、仏壇からこぼれ落ちそうになっているものです。

亡くなってから50年を過ぎたようなご先祖様はもう個別の位牌は不要になるのですが、それでもそのままお祀りを続けているのではないでしょうか。

自分の家のルーツを子孫の者に残そうと思ったら過去帳に書き写すのが最も良い方法です。

高野山真言宗やすらか庵では古い位牌をお引き取りして新しい過去帳位牌に書き写して開眼供養し、古い位牌は閉眼供養してお焚き上げする、これら一式の過去帳位牌の制作の流れを送料まで含めて10万円で行っています。

これらのことを頼もうと思ったら寺院と仏具屋さんの両方に依頼しないと出来ませんし、位牌の金額も結構なものですが、お寺さんへの御布施の金額も結構なものになってしまいます。

引っ越しする、仏壇を買い替えるような時に新しい過去帳位牌に切り替えてスッキリされる方が増えています。

この機会にお考えになっては如何でしょうか。

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