遺品整理のイラスト

経済成長の著しい昭和のバブルの時代には都会の近郊にマンモス団地と言われる、学校・病院・スーパーなどを併設する団地が次々と誕生し、若い夫婦や子供の声で活気にあふれていた街が今や、少子高齢化、核家族化、人口の減少が進んだ結果として子供達は成長して団地から離れ、残された夫婦は高齢者となって夫婦だけの世帯になり、やがてはどちらかが先に亡くなり、残された者も孤独死で見つかるという寂しい結果が増えているのです。

亡くなった人のお片付けは残された者の務めであり、誰かがしなくてはいけませんが、財産を残した人が亡くなれば、呼ばなくても財産目当てに人が集まり、借金を残した人が亡くなれば誰も来ないという、実に世知辛い世の中なのです。

故人の遺品を片付ける遺品整理は供養の行であり、功徳になりますから、気持ち良くお片付けて化して差し上げましょう。

出来ることなら故人との楽しい思い出を語り、祈りながら行えば素晴らしい功徳の行になるのです。