やすらか庵のお焚き上げ場には2本のスモモの木があり、そのうちの1本は毎年少しですが実を付けていましたが、もう一本のスモモの木には花が咲いても実が生ることはありませんでした。
今年は梅の生り年のようで、梅の木にはたくさんの実が生っていますので、少しだけ期待していましたら何と植えてから10年目にして5個ばかりの実が付いているではありませんか。
大自然のリズムの中でどのような仕組みになっているか分かりませんが、果物が実るということは何かしらの明るい話題に繋がれば良いかと思うのです。
物価が上昇し、治安が乱れ、平和と安全が遠のき、戦争の足跡さえ聞こえてくるような世の中にあって、希望が持てる話題が少なくなってしまいました。
こういう時代だからこそ、どんなに小さいことでも構いませんから、明るい話題に対して精一杯喜ぶことが出来るという事が幸せということに繋がるのではないでしょうか。
良くないことに対して不平不満を言うことは簡単な事で、悪いことを人や物のせいにすることも簡単です。
しかし不平不満の連続ばかりの生活を続けていますと、身の回りに悪いことばかり起こるようになってしまいます。
どんな小さいことでも喜べることが大切なのです。