合葬墓とは不特定多数の人が一緒に入るお墓のことで、後継者が居ない、お墓を持つことが出来ないなどの理由の人が主に利用しますが、近年では葬送の簡素化が進み、葬儀にしても家族葬や直葬などの利用者が増えていることから、お墓にしてもなるべくお金を掛けずに簡素な方法を希望する人が多いのです。
今の時代は人口の減少、少子高齢化、核家族化が進み、夫婦二人だけの高齢者世帯、或いはお一人様の高齢者世帯が増えていますので、後継者が居ないことでお墓を持つことが出来ない、先祖代々のお墓が故郷にあるのだがお墓の管理をする人が居なくなるので墓じまいをしなければいけないという事例が増えています。
後継者が居ない人の場合、死者の遺骨をどうするかという問題に対する決定的な解決方法はありませんが、近年になって樹木葬が急激に伸びているのは「後継者不要の墓」というニーズにマッチしているからなのです。
散骨という選択肢もあるのですが、何もかも無くなってしまうのは嫌だ、お参りする場所が無いのは寂しい、と考える人も結構居るのです。
その点合葬墓は何時でもお参り出来ることが魅力であり、皆と一緒に入るのが嫌だという人も居られますが、むしろ多くの人が花や線香を手向けに来るので寂しい思いをしなくて済むということは大きなメリットです。
私達は地球上の生命の一員として死して大自然に還るという運命を背負っていますので、自然の還る、土に還るという意味では皆と一緒になったところで、それほどこだわることはないのです。
合葬墓は多くの人が一緒に利用するお墓ですから、利用料金が安いことが大きな特徴です。
やすらか庵が提案している3万円の合葬墓は契約料の3万円と納骨料の1万円の合計4万円で利用出来て、未来永劫に亘って追加の料金が発生することはありません。