光明真言は真言宗の勤行や法事などでよく唱えられるマントラで「オン・アボキャ・ベイロシャノウ・マカボダラ・マニ・ハンドマ・ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン」と唱えられ、大日如来に対して、私達の進むべき道を照らして下さいませ、という意味です。
光明真言はとても効果の大きい真言で、過去の一切十悪五逆四重諸罪や、一切の罪障を除滅してくれる効果があると言われますが、光明と言いましても宇宙の根源である大日如来の光明を表すのですから、それだけの効果があるのは当然なのです。
効果ばかりが言われる光明真言ですが、それだけ大きな効果があるということは使い方を間違えれば逆の効果もある訳ですから気を付ける必要があります。
使い方としては相手の功徳のために使うということが大切で、自分自身のエゴのために使うようなことをしてはいけないのは、宗教としての基本なのです。
自分自身の心の鍛錬にもなりますし、亡き人の供養にもなる光明真言です、あなたもお唱えしてみませんか。