墓じまいする時には事前にお墓のカロートの中に誰の遺骨が入っているのかを把握しておくことが必要です。
入っているはずの遺骨が無かったり、誰のものか分からない遺骨が入っているようなことがあるからです。
そんなに古くないお墓でしたら、お墓の中に誰の遺骨が入っているかは分かるもので、墓誌にも亡き人のことが記載されていて、納骨に立会った当事者の記憶にもあるものです。
しかし古いお墓になりますと、納骨に立会った当事者がもう生きていなかったりして案外分からないものです。
それでもまだ墓誌があったり、お墓の竿石に文字が彫ってあれば、ある程度のことは分かりますが、最終的にはお墓の蓋を開けて確認しないと分からないということになるのです。
よく読んでから開けましょう…お墓の蓋は自分で開けてもいいですか?
お墓の蓋を開けてカロートから遺骨を取り出してみたら意外な事実が発覚するかもしれませんが、やはり最終的な方法は実際に見てみる事です。
本当に誰か分からない人の遺骨が出て来たらご相談下さいませ、供養して差し上げます。