亡き人をもっと身近に

位牌と戒名

位牌とは戒名が刻まれた木の御札のことですが、これは亡き人との交流に是非とも必要で、亡き人が天から降りて来る「依り代」としての機能があるからなのです。

神仏や先祖の魂が自然の中に宿るという信仰は私達の祖先から受け継いできた土着の信仰であり、私達の祖先は山川草木悉皆成仏と言って、山にも川にも草木にも仏が宿るということを体で感じ、大自然から食べ物などの恩恵を受けるためには欲張りすぎない事、そして自然に感謝する事を実践してきました。

私達は死んでもまた生まれ変わって来ると信じ、位牌に降りて来た先祖をもてなし、大切にしてきたのです。

位牌は今の形になって定着していますが、木の札などでも構いません。

亡き人を身近に感じていたいと思ったら位牌を作ることをおすすめいたします。

高野山真言宗やすらか庵では信士、信女の戒名を付けて3寸の位牌を作り、開眼供養をしてお送りして3万円という戒名付き位牌の企画を続けていますので是非ご利用くださいませ。

散骨供養とは

東京湾代行散骨

高野山真言宗やすらか庵では散骨供養を実施しています。普通の散骨とどう違うかですが、巷の散骨業者による散骨は遺骨を粉骨して散布する散骨であり、大自然に還るという目的は達成できるものの、亡き人の供養にまで踏み込んでいないのです。

亡き人をあの世に送り届ける事が葬送の儀であり、散骨もまた葬送の儀であるのですから、供養と言う要素が無いと亡き人は迷うということになるのです。

仏壇、神棚のお焚き上げ供養

仏壇のお焚き上げ供養

仏壇は仏様とご先祖様をお祀りするもので、神棚は八百万の神、太陽神、土地神などをお祀りするものですが、お祀りするのでしたら毎日礼拝と御給仕を続けることが大切で、神仏は私達の気まぐれでお祀りしてはいけません。

自分の親が熱心に礼拝していたけれど、居なくなってからはもう誰も礼拝しなくなった…そのようなお仏壇や神棚はそのまま放っておくのではなくて、もう礼拝する人が居ないのなら、お焚き上げ供養を利用して神仏に元の場所にお還り頂きましょう。

高野山真言宗やすらか庵には仏壇や神棚のお焚き上げ供養があります。