喉仏供養

喉仏供養

喉仏供養とは、全てのお遺骨の魂を喉仏だけに移し替えて、

その喉仏を粉骨して御守袋に入れて開眼供養し、

お守り袋のお遺骨をいつまでも大切にして頂こうと

はじめたものです。

お遺骨はたくさんあると、お墓に納骨する必要が出てきたり、

お家に安置していても、大きくて存在感が負担になるものです。

その威圧感の負担を無くし、たとえ後継者がいなくても

いつまでもお遺骨を大切に出来るのが喉仏供養なのです。

お焚き上げ供養

お焚き上げ

お焚き上げ供養とは、神仏像や仏壇、神棚、御札、御守、御軸などの

神仏の魂が籠ったもの、或いは亡くなった方の遺品や写真などの

気持ちの籠ったものの、魂や気持ちを抜いて天にお還しし、

更に護摩の火で浄化する供養法です。

高野山真言宗やすらか庵では今のところ年末にお焚き上げをしておりますが、

お焚き上げ品が増えて参りましたら、

年に数回行おうと思ってございます。

彼岸に墓じまいを考える

墓じまいを考える

時々は寒い日があり、三寒四温の中で、

少しずつ春の気配がしてきました。

外の気配はもう春が近いことを感じます。

彼岸間近の土曜日に、多磨霊園に行ってきました。

霊園では多くの人が墓参りに訪れています。

お墓のお掃除をしてお花やお線香を手向ける…

楽しくお墓参りに行けるうちはまだいいけれど、

今年は大変だなと思うようになったら

墓じまいを考える時なのです。

一年の過ぎるのが早いように、歳を取るのも早くなってきます。

まだ出来るうちにしておくべきなのです。

僧侶が行う散骨

僧侶が行う散骨

高野山真言宗やすらか庵では、

僧侶の清野徹昭が散骨の導師をしています。

僧侶が行う散骨は、現代社会に於いて葬祭の簡略化が進む中で、

散骨を宗教として捉え、

故人を送るための儀式として取り組んでいます。

遺骨をお墓に納骨しても無縁仏になるばかりでしたら、

大自然にお還しして、

形にこだわらぬ魂の供養の実践を提案いたします。

散骨は葬送の儀であり、亡き人をお送りする場でもありますので、粉にした遺骨を散布するだけの散骨では、亡き人が迷ってしまいます。

亡き人が迷わぬようにというのはもちろんのことですが、あの世に送り届ける儀式を伴う実践が必要なのです。