粉骨証明書の無料発行

粉骨証明の無料発行

海外の航空会社ではテロ対策、犯罪防止、麻薬対策、不法輸入品対策などの検査が年々厳しくなってきていますが、麻薬対策に関しては意味不明の白い粉を持っていたりするとあらぬ疑いをかけられたりします。

海外に散骨に行くのに予め国内で粉骨して袋に入れたものを航空機の機内持ち込みにしたい場合にでも必ず手荷物検査を受けなければいけません。

その際に「これは何ですか?」という時にうまく説明できなかったりすると、そこで足止めを喰らってしまい、散骨の予定が台無しになることもあるのです。

NPO法人やすらか庵で粉骨を利用しますと和文もしくは英文の「粉骨証明書」を無料で発行致しますので、それがお遺骨であることの証明となり、何の問題も無く通過できることは何ものにも代えがたい安心なのです。

立会い粉骨とは

立会い粉骨

粉骨とは散骨するなどの目的のために亡き人のお遺骨を粉状にすることですが、近年では散骨や粉骨業者が雨後の筍のように林立し、低価格競争をしていますので、粉骨の仕方としては電動のミルサーに遺骨を入れてカッターの刃で高速回転させる方法が主流です。

機械に遺骨を入れてスイッチを入れれば誰がやっても同じこと、亡き人の遺骨が尊厳も無く高速カッターで粉砕されてしまいます。

NPO法人やすらか庵では設立当初から機械を使わずに手作業での粉骨にこだわっています、それは粉骨が葬送の儀であるからなのです。

そしてなるべくたくさんの方に立合って頂ければと思います、亡き人をお送りする大切な儀式だからです。

手作業の粉骨

手作業の粉骨

やすらか庵の粉骨は手作業の粉骨です。

手作業で行うには理由があります、

遺骨というものは本来なら長い時間をかけて

ゆっくりと自然に還っていくものであり、

自然の力に任せるものですが、散骨という目的のために敢えて

人間の手を加えて時間を短縮してしまうのですから、

せめて奉仕の心で、亡き人に対して供養の心で行えば

亡き人も満足して頂けるのです。

亡き人に対して、何か自分が出来ることをして差し上げたい、

お葬式の時には周りの状況に流されてしまって、

故人様に対して何もして差し上げることが出来なかった、

と思う方にはとても素晴らしい供養の作業です。